善と悪後編Hatena.ver(二十三

國際政治経済時事の、気になる裏手情報を公開。アメブロに与り変わって茲はてなに鞍替えと颪為る。

ダークネスfileNO22:天皇財閥により五十萬人以上の日本女性が海外に売り飛ばされた

旧い話。これは戦後間もないころの悲劇だ
日本売春婦の通称名は「からゆきさん」
行き先は、支那・香港・新嘉坡・比律賓・ボルネオ・インドネシア・Thailand、これが東南亜細亜方面
欧米は米・ソ連・阿弗利加・欧羅巴など
外人はこの女性たちを「からゆきさん」と呼んだという。

一体全体この発端はなんであったか
実はあの、福沢諭吉明治天皇に、日本の少女らを海外へ売れば儲けられるのではないかと提言したというのだ。
諭吉と言えば、いわずとしれた『万札の諭吉』
【天は人の上に人を作らず 人の下に人を作らず】で知れた、明治の知将。

そして、明治天皇はこの案に乗り、なんと皇室と政府グルみで一大国家の人身売買(国家売春)を執り行った、題名にもあるがその数は五十万人を超える。

而もここからが恐ろしいのだが、
少女たちは行く途中の船内で集団強姦され、クスリ漬けにされ、暴行され、性病も患い、治療もされず放置され、未成年のまま亡くなった者もいたという。

特に島原(長崎)、天草(熊本)の女衆が多く集められたそうだ
島原は曰く付きの土地で、あの天草四郎時貞を知らぬ者はいないと思うが、戦国時代に「大村純忠」が領地をイエズス会(これも超曰く)に寄進してきた歴史背景も踏まえて数百年以上前の戦国時代から少女が外国へ売り飛ばされていた
尤も、この売春を肯定か否定かとする議論は歴史を観れば難しいものがある。

いわゆる、九州方面から特に多くの少女らが集められた理由の一つにこれら
島原の乱や、遠い昔からイエズス会支配下に置かれていた
ことが致命の背後関係にある
これは、現代の政治・経済支配とまったく同じ構造だ。

 

参考
福沢諭吉全集第十五巻
三菱と天皇家福沢諭吉
毎日新聞社一八九六